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| グレート・ピレニーズ アクイースくん J'ai 2 ans |
それはスペインバスクからパリへの移動のとき。
南西側ピレネー=アトランティック県のHendaye、スペイン側になるとHendaia。
何とも寂れた駅だった。たいした店もなくそれぞれの国の駅舎があるだけ。
スペイン側 Hendaiaで一旦下車し、数十メートル離れたフランス側Hendayeに移動し再びフランス列車に乗る。
どちらの国から見ても端になるから寂しい感じがある。
パリに近付くにつれて通り過ぎる駅も心なしか洗練されているかのような感覚を覚えた。
スペインが野暮ったい訳ではないけれど、よい意味での下町っぽさと言語の響きからくるイメージがそう思わせる。サンセバスチャンで買ったバスク菓子が、パリのウィンドーの繊細なデコレーションを見てしまうと何とも田舎めいたものに見えた。
国境周辺では地名の案内板が、両国の言語で表示されてかつてはどちらの国だったのかと考えさせられた。
アルザスのストラスブルグじゃないけれど、かつてこの地に住んだ人々も不遇を受けたのではないか。だからバスクとして未だ強い独立心と言語と文化を保っているのかもしれない。

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