2011年12月29日木曜日

La cuccagna

シチリア カターニャ 2001 
 家の近くのお気に入りのシチリアレストラン。
 シェフは昔シチリアのカターニャで修行されたとのこと。偶然にもわたしのサバイバルバックパッカートラベルでも一番印象深い街!
ここに来るたびにその時の思い出が蘇ってくる。
 
 ナポリから一気に南下しシチリアに到着した夜、その日の寝床を見つけることが出来なかった。
ついに野宿かと途方に暮れていた時、立ち話をしていたメタボとイケメン二人のシチリアシニョールにダメ元で声をかけてみた。

 “Do you know a cheep hotel?”
想定以上に優しい二人はイタリアでは珍しいHONDA車で街中のホテルを一緒に当たってくれた。
でもシーズンでどこもFULL。
やっぱり野宿だと覚悟を決めようとしてたら、メタボの方が誰かに電話をしだした。
どうやらバカンスで空いている家をホテル代わりに使わせてくれることに。

 そんなヨーロッパの慣習を知らなかったわたしはビックリand感謝、感謝。
しかもあたたかいベッド無料提供+めちゃ美味の夕食+深夜のエトナ山ドライブ+リッチなカフェでの朝食+市内観光ときた!

 そんなのあり?何者だ、このおじさまたち?
だいたい朝から街の案内とかしてくれちゃって仕事してなさそーな感じなのに、スーツを着て当時はまだ珍しかった携帯持ってたし。

 わたしの中では紳士なシチリアマフィアとの健全なアバンチュールで収まっている。
 
 そんな超ラッキーなハプニングに出会えるイタリアは南に行くほど面白い。そして人が温かい。
料理ももちろん美味しい!

 ここのお料理も他では絶対味わうことが出来ないシチリアの地元っぽさがたっぷり詰まっている。
それはよそ行きの料理ではなく、母の味のような素朴で食材がそのまま伝わってくる飾らない味。

 扉を開けるとシチリア気分にさせてくれるドコでもドア。

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