シチリアが舞台の悲しい映画。
少年の目を通して描かれた、美しすぎるがゆえに時代に翻弄され転落して行く女性のストーリー。
台詞を聞かなくとも、情感を盛り上げるEnnio Morriconeの音楽、これ以上のはまり役はいないと思われるMonica Bellucciの悩殺的な容姿と優雅な振る舞い、悲しげな眼差しに飲み込まれる。
笑顔がほとんどないことでより美しさが引き立てられている。
シチリアと言えば、太陽の光に包まれて暑く、陽気なイメージの方が強いけれど、ことGiuseppe Tornatore監督のシチリアを舞台とする映画となると、はかなく陰のある悲しいストーリーが多い。
悲しみを背負っている土地だからこそ、人々は陽気に明るく生きようとしているのだろうか。
光と陰が背中合わせのように。。。
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